メニュー

二重整形ってどうなの??

[2023.10.28]
一般的になってきた二重整形

大手美容外科などのCMで二重手術が一般的になったことは間違いありません。施設によって〇〇法などいろいろなネーミングを付けていますが、原理は大きく変わらないと思います。

二重を作る埋没法

二重を作る方法には切開法といってまぶたを切って二重を作る方法と埋没法といって糸で二重を作成する方法の2種類がありますが、本日は二重を作成する埋没法についてお話しします。まぶたの中には目の形を保つために存在する軟骨のような硬い板(瞼板 ケンバン)という組織、挙筋といって瞼板よりも少し高い位置にある瞼を挙げる筋肉のような組織があります。

埋没法はどこに糸を留めるかということが重要になりますが、瞼板に留める方法を瞼板法、挙筋に留める方法を挙筋法といいます。どちらの方法もいい点悪い点があると思いますが、当院ではやや逆まつ毛気味で狭い二重を作成するときは瞼板法、少し広めの二重を作成する場合は挙筋法と大まかに分けております。挙筋法の場合は糸をループ状にしてふんわり固定してあげることで腫れ感がなるべくでないように工夫しております。

平行二重と末広二重

よく平行二重にしたいというご要望も頂きますが、そのときには高めで無理やり平行に見えるようにするか、蒙古襞というアジア人特有の目頭にある襞を解除する手術を組み合わせて自然な平行二重にするかを考えないといけません。なんとなくメスを大きく入れるには抵抗がある方もおられますので高めの平行二重を作成する方が多い印象にはありますが、あまり高すぎると眠たそうな目つきになる、糸が外れやすいなどの弊害があります。好みにもよるかと思いますが、しっかり患者様と話し合いながら術式を決めるように当院ではしております。

大事なのは手術前のデザイン

いろいろと専門的なお話をしましたが、特に重要なのがデザインだと思います。やはり患者様自身の理想の二重になるデザインを左右対称に行うことが大切なんですが、これが一番難しいといっても過言ではありません。目の形は左右で微妙に異なるため全く瓜二つになるかといわれるとそうではないと思いますが、なるべく左右対称の見た目になるように慎重にデザインをしております。

長くなりましたが、二重手術を検討される場合にはぜひ当院をご利用ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME