副耳
副耳とは
副耳とは生下時より認めら、耳の前や頬のあたりに存在するいぼ状に隆起したものです。副耳は触ると固いことがあり、耳と同様に中に軟骨を含んでいることがあります。副耳は片側にあることが多く、500人に7-8人程度の割合で認めることがあるといわれています。
副耳の原因
先天的な異常が原因で耳が出来る過程で異常が生じて発生するといわれています。
副耳の治療
整容的に影響することがほとんですので治療の緊急性はありませんが、就学前に治療をされる方が多いです。当院は全身麻酔を行える設備がないので基本的には10歳未満の方は総合病院や別の施設での治療をご案内しております。局所麻酔が行える年齢であれば日帰り手術で対応をしております。
合併症
出血、血腫、感染、創部離開、瘢痕拘縮(傷跡が目立つということ)、術後疼痛、再発、再手術の必要性、局所麻酔に伴うアレルギーなど
*診察時に詳しくお話させて頂きます。
術後の通院、処置について
術後は翌日あるいは翌々日に再診をして頂きます。抜糸までは自宅で処置を行ってもらいますが、通院ご希望の方はご相談下さい。全身麻酔が必要な場合は短期間の入院が必要になることがありますので手術を受けられる施設でご相談下さい。