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AGA・FAGA(若年性脱毛症)

広島市安佐南区の「わかば皮ふ形成クリニック」では、薄毛や抜け毛にお悩みの患者さんへ向けたAGA(男性型脱毛症)およびFAGA(女性男性型脱毛症)の診療を行っております。髪の悩みは非常にデリケートで、周囲に相談できず一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。当院では日本形成外科学会認定の形成外科専門医および指導医である院長をはじめ、皮膚の専門知識を持ったスタッフが、医学的根拠に基づいた治療を提供いたします。皮膚科と美容皮膚科の両面からアプローチできる当院の強みを活かし、健やかな頭皮環境を取り戻すお手伝いをいたします。JR可部線の下祇園駅より徒歩5分と通いやすい場所にありますので、広島市安佐南区祇園周辺で髪のボリュームや抜け毛が気になり始めた方は、ぜひお気軽にご相談ください。

AGA・FAGA(若年性脱毛症)の症状について

AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性の脱毛症)は、ある日突然全ての髪が抜けるわけではありません。時間をかけて徐々に髪の毛一本一本が細くなり、全体としてボリュームが減っていくのが特徴です。ここでは、男女それぞれの主な症状について詳しく解説いたします。

男性のAGAに見られる主な症状

男性の場合、額の生え際や頭頂部から薄毛が進行していくのが一般的です。以下の項目に当てはまるものがある場合は、AGAの可能性があります。

  • 以前に比べて、鏡を見た時に額(生え際)が広くなったと感じる。
  • 頭頂部の地肌が透けて見えるようになり、つむじ周りが気になる。
  • 髪の毛のハリやコシがなくなり、全体的に柔らかい毛(産毛のような毛)が増えた。
  • 朝起きた時の枕元や、シャンプー時の抜け毛の数が明らかに増えた。

女性のFAGA(FPHL)に見られる主な症状

女性の場合は男性と異なり、生え際の後退よりも頭部全体の髪が細くなり、分け目が目立つようになるケースが多く見られます。これをFPHL(女性型脱毛症)と呼ぶこともあります。

  • 髪全体のボリュームが減り、まとめ髪をした時の束が細くなった。
  • 分け目の地肌が広く見えるようになり、ヘアセットがうまく決まらない。
  • 以前よりも髪の成長スピードが遅くなり、細く短い抜け毛が増えた。
  • 頭頂部を中心に、地肌がうっすらと透けて見える。

若年性脱毛症について

通常、脱毛症は加齢とともに進行しますが、10代後半から20代、30代といった早い段階で症状が現れるものを若年性脱毛症と呼びます。若いうちに発症すると進行スピードが早い傾向にあるため、早めのケアが重要となります。思春期以降に髪質の変化を感じたら、放置せずに専門のクリニックを受診することをおすすめいたします。

AGA・FAGA(若年性脱毛症)の原因について

薄毛の原因は一つではなく、遺伝的要因やホルモンバランス、生活習慣などが複雑に絡み合っています。私たちが診察を行う際も、これらの背景を丁寧に伺うことを大切にしています。

男性ホルモン(DHT)の影響

AGAの最大の原因は、テストステロンという男性ホルモンが「5αリダクターゼ(5α還元酵素)」によって、より強力なDHT(ジヒドロテストステロン)に変化することです。このDHTが毛根にある受容体と結合すると、髪の毛の成長期を極端に短くしてしまいます。その結果、髪が十分に育つ前に抜けてしまい、薄毛が進行していきます。

遺伝的要因

「薄毛は遺伝する」という話は医学的にも根拠があります。特に5αリダクターゼの活性度や、DHTに対する受容体の感度は遺伝しやすく、母方の祖父が薄毛である場合に遺伝する確率が高いと言われています。しかし、遺伝があるからといって必ずしも諦める必要はなく、早期の薬物治療によって進行を抑制することが期待できます。

女性のホルモンバランスの変化と外部要因

女性のFAGAの場合は、男性ホルモンだけでなく、加齢による女性ホルモン(エストロゲン)の減少や、甲状腺疾患、極端なダイエットによる栄養不足、ストレスなどが関与していると考えられています。また、間違ったヘアケアや頭皮の乾燥も症状を悪化させる一因となります。

AGA・FAGA(若年性脱毛症)の病気の種類について

脱毛症と一口に言っても、医学的にはいくつかのパターンに分類されます。適切な治療を行うためには、まず自分の症状がどのタイプに該当するかを正しく見極めることが不可欠です。

ハミルトン・ノーウッド分類(男性)

男性型脱毛症の進行パターンを分類した指標です。額の生え際から後退するタイプ、頭頂部から薄くなるタイプ、あるいはその両方が同時に進むタイプなど、いくつかのステージに分けられます。当院ではこの分類を参考に、現在の進行度合いを診断いたします。

ルートヴィヒ分類(女性)

女性の薄毛の進行度を示す分類です。生え際は維持されたまま、頭頂部の広い範囲で均一に髪が細くなっていく状態を段階別に評価します。女性の場合は完全な無毛状態になることは稀ですが、全体的な密度が低下していくのが特徴です。

その他の脱毛疾患との違い

薄毛の原因はAGA・FAGAだけではありません。中には別の治療が必要な病気も隠れています。以下の疾患との判別が必要です。

  • 円形脱毛症・・境界がはっきりした円形状の脱毛。自己免疫疾患が関与することがあります。
  • 休止期脱毛・・大きな手術や出産、過度のストレス後に、一時的に抜け毛が増える状態です。
  • 脂漏性皮膚炎・・頭皮に強い炎症やフケが生じ、それが原因で毛が抜けることがあります。

当院では皮膚科専門の知識を持つ医師が診察し、頭皮に炎症がないか、他の皮膚疾患が隠れていないかをしっかりと確認いたします。皮膚のトラブルがある場合は、まずその治療を優先することがあります。詳細は「脂漏性皮膚炎」のページを参照してください。

AGA・FAGA(若年性脱毛症)の治療法について

当院での治療は、日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度の高い、医学的根拠のある方法を中心に行っております。基本は内服薬(飲み薬)と外用薬(塗り薬)の組み合わせとなります。

フィナステリド(内服薬)

5αリダクターゼの「II型」を阻害することで、DHTの産生を抑えるお薬です。II型は特に頭頂部や前頭部に多く存在するため、生え際やつむじの薄毛が気になる方に適しています。継続して服用することで、抜け毛の進行を食い止める効果が期待できます。

デュタステリド(内服薬)

5αリダクターゼの「I型」と「II型」の両方を阻害する、より強力なお薬です。フィナステリドで十分な効果が得られなかった方や、よりしっかりとした効果を希望される方に処方されます。現在、AGA治療の主流となっているお薬の一つです。

ミノキシジル(外用薬)

頭皮の血行を促進し、毛母細胞に直接働きかけて発毛を促すお薬です。男性用(5%)と女性用(1%)があり、市販もされていますが、当院では診察の上で適切な濃度をご案内しています。内服薬が「抜け毛を防ぐ」守りの治療であるのに対し、ミノキシジル外用は「髪を育てる」攻めの治療と言えます。

ドットヘア(高濃度配合薬)

ミノキシジルとフィナステリド、さらに髪の成長に必要なビタミンやアミノ酸を配合したタブレットタイプの混合薬です。効率的に発毛を促したい方におすすめしております。ただし、こちらは自費診療となります。

治療のリスクと副作用について

お薬には必ず副作用のリスクが存在します。当院では安全に治療を継続していただくため、リスク管理を徹底しております。

主な副作用として以下のものが報告されています。

  • 性欲減退、勃起不全(ED)、射精障害
  • 乳房の痛みや違和感、女性化乳房
  • 肝機能障害(頻度は高くありませんが、定期的な採血を推奨します)
  • 動悸、頭痛、めまい(主にミノキシジルに関連するもの)

特に重要な注意点として、フィナステリドやデュタステリドを服用中の方は「献血」ができません。また、これらのお薬は妊婦さんや授乳中の方が触れることも厳禁です。子作りを考えておられる男性も、事前に必ずご相談ください。

料金について

AGA・FAGAの治療は健康保険が適用されない自由診療(自費)となります。当院では患者さんに安心して継続していただけるよう、明瞭な価格設定を心がけております。別途、初診料または再診料がかかりますのでご了承ください。

項目名 内容・期間 料金(税込)
フィナステリド(沢井製薬) 28日分(男性用内服) 4,700円
デュタステリド(沢井製薬) 30日分(男性用内服) 6,500円
ドットヘア ミノキシジル+フィナステリド配合 16,500円
ミノキシジル外用液5% 男性用(1本) 6,930円
ミノキシジル外用液1% 女性用(1本) 4,950円

具体的な総額費用や現在の頭皮状態を知りたい方は、「WEB予約」のページよりカウンセリングのご予約をお取りいただけます。

AGA・FAGAについてのよくある質問

Q1. 治療の効果が出るまでどのくらいの期間がかかりますか?

A1. 髪の毛には「ヘアサイクル」があるため、効果を実感するまでには最低でも3か月から6か月程度の継続が必要です。1年ほど服用を続けることで、よりはっきりとした変化を感じられる方が多いです。焦らずじっくり取り組むことが大切です。

Q2. 薬をやめたらどうなりますか?

A2. 残念ながら、AGAやFAGAは進行性の症状です。お薬の服用を中止すると、再びDHTの影響を受け始めるため、徐々に元の状態に戻ったり、薄毛が進行したりする可能性が高いです。現状を維持したい場合は、無理のない範囲で継続することをおすすめします。

Q3. 女性ですが、飲み薬は処方してもらえますか?

A3. 当院では安全性を考慮し、女性の方へのフィナステリドやデュタステリドの内服処方は行っておりません。これらの薬は女性、特に妊娠の可能性がある方には禁忌(使用してはいけない)とされているためです。女性の方にはミノキシジル外用薬を主とした治療を提案しております。

Q4. 市販の育毛剤とクリニックの薬は何が違いますか?

A4. 最大の違いは「有効成分の有無と濃度」です。クリニックで処方するフィナステリドなどは、医師の診断が必要な「医療用医薬品」であり、市販の育毛トニックなどとは発毛・脱毛抑制の効果において医学的な根拠の強さが異なります。

院長より

広島市安佐南区のわかば皮ふ形成クリニック院長の江草豪です。私は日本形成外科学会認定の形成外科専門医および指導医として、長年多くの方の「皮膚の悩み」と向き合ってきました。髪の悩みは見た目の印象を左右するだけでなく、ご本人の自信や日々の活力にも深く関わるものです。いわば、心の健康を守るための「再健外科」的な側面があると考えています。

最近はオンライン診療などで手軽に薬が買える時代になりましたが、薄毛の背景には頭皮の湿疹や別の病気が隠れていることも少なくありません。当院では、まずは皮膚の専門家としてしっかりと頭皮の状態を診断し、その上で最適な治療を提案することを大切にしています。美容クリニックにありがちな「とりあえず高い施術を勧める」ようなことはいたしません。保険診療の皮膚科治療と美容のアプローチを並行して行えるのが、私たちの強みです。

広島県広島市安佐南区祇園の地で、地域の皆さんが気軽に相談できる「皮膚のかかりつけ医」でありたいと願っております。薄毛が気になり始めたら、まずはリラックスして当院の扉を叩いてみてください。下祇園駅より徒歩5分の場所で、スタッフ一同、皆さんの健やかな生活のお手伝いができる日をお待ちしております。お悩みの方は「WEB予約」またはLINEよりお問い合わせください。

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