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目頭・目尻切開

目頭切開・目尻切開とは

日本人、アジア人は蒙古襞(もうこひだ)が発達しているため目頭側に水かきのような襞が発達している方(約60-70%)が多いです。そのため二重の形が欧米人などに比べると平行(並行)二重になりにくく、末広の二重になることが多いです。そのため平行二重になるためには高めの二重を作成するか、目頭を切開する必要があります。また、目頭切開は離れ目の人の場合は目の距離が短くなるように見えるため有効です。

目尻切開とは目の横幅を広げ目の大きさを大きくする目的で行います。

目頭切開・目尻切開の適応

もともと二重だが並行二重になりたい場合や二重作成と合わせて目頭切開を行うことがあります。目と目の距離が40mm以上ある場合は目が離れた印象にあるため目頭切開の適応となります。

目尻切開の適応には明確な基準がありません。目の横幅を大きくしたい希望があれば適応があります。

目頭切開・目尻切開の欠点

蒙古襞が強くある方では切開線が大きくなるため術後数ヶ月傷が目立つことがあります。また無理に移動させようとすると後戻りの力が強くなり更に傷が目立つことがあります。目頭切開のみで平行二重にならない場合があり、その際は二重ラインを上に作成しなおすことが必要になります。

目尻切開は切開の長さが長くなると後戻りしやすく傷が目立つことがあります。

手術方法

目頭切開(Z形成):座位でシミレーションを行ってデザインを決めます。局所麻酔を行い、切開を加えます。皮弁をじん帯からしっかり剥離し移動しやすくします。丁寧に止血と縫合を行い終了です。術後は軟膏を塗って頂き、抜糸は1週間程度で行います。

目尻切開:座位にてデザインを行います。局所麻酔を行い、切開を行います。切開線は約4mm程度に設定することが多いです。粘膜を移動し、縫合を行います。糸が目に入らないようにテープで抜糸まで固定させて頂きます。術後は軟膏を塗ってもらいます。抜糸は1週間程度です。

料金表

目頭切開 120000円
目尻切開 120000円

合併症について

内出血:術後に内出血が起こることがあるため術翌日・翌々日には創部の確認を行います。出血が高度な場合は傷を開けて止血を行うことがあります。内出血程度であれば術後10-14日前後で軽快してくるためご安心下さい。

左右差:左右で蒙古襞の形が異なる場合に認めることがあります。明らかに目立つ場合は術後しばらく経過してから修正を行うことがあります。

傷あと・後戻り:創部は1-3ヶ月程度赤みを帯びることがあります。傷が盛り上がる肥厚性瘢痕になると注射などが必要になります。蒙古襞が元の位置に戻ろうとする力が働き改善が乏しい場合には追加で手術を行うことがあります。

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