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乳児湿疹

乳児湿疹とは

生後2,3週間から数ヶ月までの間は湿疹ができやすくそれらをまとめて乳児湿疹といいます。乳児湿疹には乳児脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどが含まれていますが、実際にはおむつかぶれなどの接触性皮膚炎や顔を中心に出現する乳児脂漏性皮膚炎の頻度が高いです。

乳児湿疹の原因

①乳児脂漏性皮膚炎

生後1ヵ月ころから母体のホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んになり、頭や顔、わきなどにぶつぶつ、紅斑が出現します。8-12ヶ月頃にホルモンの影響が少なくなり自然軽快することが多いです。皮膚の清潔の保持とワセリンなどによる保湿で治療を行います。治りが悪い場合にはステロイドを短期間使用することがあります。皮膚はごしごし擦らず優しく洗うようにしましょう。

②接触性皮膚炎

口周りのかぶれやおむつかぶれなどがこれに該当します。患部の清潔と保護が重要になります。ワセリンや亜塩化単軟膏による保湿・スキンケアが重要です。

③アトピー性皮膚炎

乳幼児の場合には皮膚の症状と痒みが2か月以上続く場合にアトピー性皮膚炎の可能性を考えます。

④アレルギーや水虫、カンジタなどが原因で湿疹を引き起こすことがあります。

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