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スキンケアについて

[2024.12.06]

毎日の洗顔や保湿、日焼け止めやお化粧。
最近は、女性も男性も毎日のスキンケアが当たり前になってきています。
スキンケアとは皮膚を健康な状態に保ち、老化を予防するために行う皮膚のお手入れです。

正しいスキンケア方法を身につけて、冬の乾燥から肌を守りましょう。

まず、スキンケアは皮膚の外側からと内側からの2つに分けられます。

皮膚の外側からのスキンケアとは、皮膚が外部の刺激を受けて荒らされるのを防ぐものです。
◎皮膚を清潔にする(洗浄)
◎皮膚の表面を整える(保湿)
◎紫外線から皮膚を守る(遮光)
◎皮膚の整理活性を高める(賦活)

皮膚の内側からのスキンケアとは、身体を健康にして皮膚の細胞活性を促すものです。
◎皮膚の休養
◎皮膚に必要な栄養の摂取
◎皮膚のストレスケア

スキンケアとは皮膚の手入れだけでなく、食事や睡眠など生活全体にも配慮する必要があります。

①皮膚を清潔にする(洗浄)
汚れた皮膚は、絶えず皮膚を刺激します。
外出し、顔が埃っぽくなったとき皮膚に不快感を覚えるのは、汚れが皮膚を刺激しているためです。こうしたことが繰り返されると、長い間日光にさらされている皮膚が早く衰えるのと同じように、シミや小ジワなどを目立たせる原因となります。そのため、皮膚の汚れはできるだけ早く、綺麗に洗い落とすべきです。洗った後は必ず十分に保湿することも忘れないようにしてください。

但し、皮膚の一部だけを綺麗にしても、皮膚の荒れを予防することはできません。皮膚は一枚の皮であるため、どこかに汚れが残っているとその影響は皮膚全体に及びます。例えば、頭にフケが溜まって汚れていると、顔はいずれ脂性に傾いていきます。清潔を保つためには、入浴して全身を隅々まで綺麗にすることが大切です。

②皮膚の表面を整える(保湿)
皮膚の表面を覆う皮脂膜は、皮膚に潤いと滑らかさを与えます。(皮膚の保湿作用)
また、外から受ける様々な刺激こら皮膚を守る役目も果たしています。(皮膚の保護作用)
したがって、洗顔洗浄後や乾燥肌には皮脂膜を補うための保湿のスキンケアが大切です。
皮膚の表面の皮脂膜が外部の刺激から守ってくれますが、一定の保湿成分を絶えずもたせておくことも大切です。皮膚の汚れを除くとともに保湿も必ず行いましょう。

③紫外線から皮膚を守る(遮光)
紫外線は日焼けだけでなく、シミやシワをつくる皮膚老化(光老化)や、様々な皮膚癌(日光角化症、基底細胞癌、有棘細胞癌、悪性黒色腫など)の原因(光発癌)にもなります。紫外線から皮膚を守る遮光のスキンケアは子どものころから行った方が良いですが、どの年齢から始めても遅くはありません。

④皮膚の生理活性を高める(賦活)
皮膚の生理活性を高めるために様々な皮膚賦活成分(皮膚生理活性物質)が開発され、スキンケア製品に配合されています。細胞賦活成分、血行促進成分、美白成分、育毛成分、皮脂抑制成分、殺菌成分、抗炎症成分、制汗成分など多数開発されています。

⑤皮膚に休養を与える(生活ケア)
心身が疲れてくると皮膚も疲れ、衰えが目立ってくるため、定期的な休養が必要不可欠です。
目安として、毎日決まった時間に7〜8時間の睡眠をとるべきとされていますが、それは寝ている間に十分な栄養が皮膚に補給され、老廃物が外に運び去られ、皮膚の清掃が行われるからです。また、新しく表皮細胞が作られるので、皮膚の修復にも役立ちます。
睡眠は90分間が1サイクルといわれていて、これをリズミカルに4〜5サイクルとることが推奨されています。

⑥皮膚に必要な栄養を摂る
皮膚に基礎体力をつけるには、5大栄養素の「タンパク質」「糖質」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」をバランスよく摂ることです。
5大栄養素をバランスよく摂るための指標はいろいろと出ていますが、栄養士向けのものが多く、覚えにくいので、まずは「1日30品目の食材をとる」ことから始めていきましょう。

日本では、毎日摂りたい食材「マゴワヤサシイ」という言い伝えがあります。
「マメ(豆類、豆腐、納豆)」「ゴマ(ゴマ、ナッツ類)」「ワカメ(海藻類)」「ヤサイ(野菜)」「サカナ(魚)」「シイタケ(きのこ類)」「イモ(芋類)」
これらをバランスよく一日の間で摂取できると腸内環境が整い、身体も皮膚も美しくなるでしょう。
また、美肌をつくる究極の食材「マゴタチハヤサシイカ」は、更に「タマゴ(卵)」「チーズ(乳製品)」「カジツ(フルーツ・果実)」を加えたものです。
これらを規則正しく、しっかりと咀嚼しながら食べることが美肌へ繋がります。

⑦皮膚の精神衛生に気を配る(ストレスケア)
皮膚の美しさを維持するには、十分な睡眠が必要不可欠ですが、イライラを無くすことも大切です。「皮膚は心の現れ」と言われるように、例えば心配ごとやストレスがあると血色が悪くなったり、肌に生気がなくなったりします。
それだけではなく、イライラしていると、皮膚が不安定な状態に陥り、いろいろな刺激を受けやすくなります。皮膚と神経はどちらも発生学的には外肺葉から派生するもので、密接な関係があるのです。そのため、円形脱毛症や蕁麻疹など、皮膚病の中には精神的要素に支配されているものも少なくありません。
皮膚は感情が最も端的に現れてくるところで、精神面から皮膚の健康を守る方法は「皮膚の精神衛生」と呼ばれています。

◉規則正しい生活習慣を心がける(起床、就寝時間を守る)
◉バランスのとれた食事(マゴタチハヤサシイカ)を毎日基礎正しく、よく噛んで、美味しく食べる
◉正しいスキンケア(洗浄、保湿、日焼け予防)を毎日行う
◉毎日よく笑い、よく話し、よく歩く
◉少しぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、体は手で優しく洗う
◉五感(目、鼻、耳、舌、肌)を使って、心地よいものに毎日触れる
(風景、植物、アロマ、音楽、食べ物や入浴など)
◉息抜きの時間を毎日(毎週、毎月、毎年)どこかに必ず作る
◉自分の体に話しかけるように、毎日ひとつ、時間を褒める!
◉毎日良かったこと、楽しいこと、嬉しいことを探して感謝する
◉小さなことにクヨクヨせず、今に集中する。過去や未来を考えすぎない。

これらを目標に美しい肌を目指しましょう。
身体の美しさにも繋がりますよ。

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