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麻酔について

麻酔は歯医者さん(歯科麻酔等)などでも一般的に行われている注射による麻酔(局所浸潤麻酔)を主に用いて手術を行います。

麻酔薬は歯科治療などもで使用されるリドカイン塩酸塩(キシロカイン®)を用いて行いますが、ごく稀に薬剤に対するアレルギー(1%未満)を持つ方もおられるようです。過去に受けた麻酔で気分が不快になったり、体に発疹が出現された方は必ず術前診察時にお申し出下さい。場合によっては皮内アレルギーテストの実施、全身麻酔での手術に切り替える必要性があります。(全身麻酔は当院では施行できなたいめ近隣施設をご紹介させて頂きます)

また麻酔薬には極量といって使える量に制限(体重で換算することが多い)があります。大量の麻酔を投与すると不整脈などの重篤な副作用が出現するため注意が必要です。麻酔の量がどうしても多くなりそう、また麻酔が効きにくいことが予想される場合には全身麻酔での手術が必要となります。

麻酔の注射は皮膚を突き刺すとき(刺入)の痛み、麻酔薬を注入するときに出る痛みの2つに分けられます。刺すときの痛みを減らすために細い針(当院では27G~30Gという細い針を使用)を用いる、麻酔薬を入れるときに出る痛みに関しては薬を常温にしておく、ゆっくり注入する、pHを調整することで痛みを和らげることができます。麻酔は誰にとっても苦痛で場合よっては緊張を与えてしまう(私自身も痛みに弱く大嫌いです)ので、できるだけ痛みの少ない麻酔を行うよう心掛けております。ただ、それでも若干の痛みを伴うことはご理解下さい。

局所浸潤麻酔は投与してから約1時間程度持続します。麻酔がきれると術後に痛みを自覚することがあるので、痛み止めを処方することがあります。

 

 

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